園芸の基本用土である赤玉土。大粒、中粒、小粒、細粒とラインナップがありますが用途に合わせてすべて揃えていくのは大変じゃないですか?実際のところ僕は小粒しか持っていません。そもそも近くのホームセンターには置いてないんですよね。
ある日多肉植物のガーデニングブログを読んでいると、
赤玉土は微塵が含まれています。水はけを良くするためにふるってから使いましょう。
と書いてありました。今までふるわずに使っていたけど、確かに袋の底の方にたまった赤玉土は崩れてしまって粒が小粒というには小さい気がします。
そこで今回は赤玉土 小粒をふるってみたら意外に使い勝手が良かったので紹介します。
赤玉土 細粒はなかなか売ってない
赤玉土 細粒。皆さんの最寄りのカインズやコメリなどに置いてありますか?
僕の最寄りのホームセンターには田舎ということもあり赤玉土は小粒、中粒、大粒それぞれ14Lサイズしか置いてありません。車で30分くらい離れたいくつかのホームセンターでも同じラインナップで容量が違うだけなんですよね。
僕は花苗を購入したらほぼ全て切り戻し・摘芯をしてバックアップ用・増殖用に挿し芽を作っています。このとき挿し芽の用土は赤玉土の小粒単体を使っています。しかし、
挿し芽に赤玉土の小粒は少し大きいかなぁ
挿し芽にしか使わないしわざわざAmazon等で買うほどでもないな
と思っていたところ冒頭の「赤玉土はふるって使え」を思い出しました。
「赤玉土小粒をふるいでふるえば細粒と微塵がタダで手に入る!」
赤玉土 小粒には意外に細粒と微塵が混じっている
ということでいざ、赤玉土の小粒を一袋丸ごと中目のふるいを使ってふるってみました。
赤玉土 小粒には思ったよりもなんちゃって細粒と微塵が多く含まれているようです。3割ほどが中目の目からすり抜けていきました。
14Lの袋をふるったのでなんちゃって細粒+微塵が大体4Lほど、小粒が10Lほど手に入りました。280円くらい赤玉土 小粒を購入したので2種類それぞれ買うことを考えると何ともお得感があります。
実際にこれらを比較してみると結構粒度にバラつきがあることが分かります。仕方のないことですが運送中の振動やお店の外に山積みにしているせいでどうしても削れていってしまうんでしょうね。
挿し芽をしてみたらいい感じ
ふるってできた「なんちゃって赤玉土 細粒」を使ってビオラの挿し芽をしてみるととってもいい感じでした。
まとめ
市販の赤玉土小粒をふるうと赤玉土小粒と細粒+微塵が手に入ってお得感があります。
赤玉土の小粒を培養土に三割ほど混ぜてから花苗を植えると水はけが良くなりよく育つことは有名です。今回のようにふるってあげた赤玉土小粒ならより水はけ改善効果が高くなるためもっとよく育ってくれると思います。
多肉植物は水はけが非常に重要なのでさらに細めのふるいで微塵をふるってあげることをお忘れなく!
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